主人公（静かなる意思）
何処からかあらわれた意思を持つ魂。
「静かなる意思」と呼ばれ、転生の玄室へと招かれるプレイヤーの分身。
静かなる意思は偉人の魂に同化し、その後の偉人の生を変え、真なる英雄へと導くという。
また、静かなる意思を持つ者は亡骸から魂を奪い去る能力と、その魂の受け皿である
生き人形の主となる資格を持つ。
強者の半生
いずれもその名を後世に伝えるであろう「可能性」を持つ強き魂の持ち主達。その人生の狭間で、静かなる意思と交わる事により彼らは真なる英雄への道を歩みだす。
生き人形 アルマ
静かなる意思が手に入れた魂の受け皿であり、隷属として仕える存在。
塔の魔術師と呼ばれる組織により造られた生き人形。
肉体的にも、精神的にも貴方に絶対服従であり、ただ主人に愛される事を至上の喜びとし付き従う。
少女のような見た目で年老いず、間接は球体であり、取り外しが可能。
主が奪い去った魂を己の内に幽閉し、その魂が絶望と欲望に浸る様を貴方に見せる。
闇の聖女 アムリタ
王国を闇から救うために北の聖域より訪れし聖女。
闇とそこから生み出される呪いを一身に受け、王国に光をもたらすが、
身に受けた闇はあまりにも深く、強大であったため呪いを御する事が出来ず、
彼女自身もまた呪われていったという。
その後、闇の聖域と呼ばれる神殿に自らを封じるが、聖女を恐れた民や国王によって命を狙われ続けている。
闇の聖域は聖女からあふれ出した闇により様相を変え、また聖女を崇め、
付き従った数少ない殉教者達をも変えていった。
メル
アルマと同じく生き人形であり、貴方に仕え、貴方の留守を預かるメイド。
貴方を旦那様、アルマをお嬢様と崇め、安息所の一切を取り仕切る。
安息所のみならず様々な面で貴方の旅をサポートします。
ラファール
闇の聖域で出会う事になる粗野な風貌を持つ男。
一見して人当たりの良い振る舞いを見せるが、その瞳には悲哀と狂気が混在しており、
どこか「あきらめ」のような物が見て取れる。
その目的は不明だが、聖域の各所に現れては貴方に助言めいた言葉を残す。
その助言が、貴方にとって全て良き物かどうかは別として…。
獣の王 ミカロス
辺境の王国ヘイルロードを統べる国王。
老齢であるが、長きに渡り玉座についている。
利己的で残虐。人の心を持たず、己のみの欲望や願望を叶えるために王として君臨しているため、
まさしく人ならざる王、「獣の王」と言う異名を持つ。
また、聖女に王国を救われたにも関わらず闇に染まった聖女を殺害せよと命じたため、
「恥知らずの王」とも揶揄される。
ユアン
度重なる討伐遠征で弱体化した王国騎士団の一員であり、小隊長を勤める女性騎士。
遠征に幾度となく失敗し、半ば形骸化した騎士団の取りまとめ役として担ぎ出された
まさに「おかざり」のような小隊長。
王国のため、騎士の誇りのためと奮起する物の、実力不足から自身の兵達にも軽んじられている。
アレイン
西方の国より広く伝わる天葬教という教団に所属する聖職者。
聖職者としての使命を全うするため、この地の不浄を払うために聖域へと挑む。
浄化とよばれる魔術のような力を使うが、戦士としての力量もそこそこである。
闇を払い、不浄なる魂を天へと送るというその教えも、ヘイルロードでは
人々の僅かばかりの心のよりどころである以上の存在ではない。
ブランドン
自らを上級騎士、不滅のブランドン、単独の騎士などの異名で自称する騎士。
明るく、豪快な性格だが配慮に欠ける一面もあり、良く言えばのんき、悪く捉えれば愚鈍とされる事もある。
一度これと決めた事はどのようなことがあろうと愚直にこなすという一本気な性格をしているが、
それが災いするのか、彼の行動に口を挟む者も、彼に進んで協力する者も少ない。しかしその実力は本物である。
エイデンnew
わくらばの塔という魔術師組織に所属する魔術師。
孤独を好み、人間性を欠く者が多い魔術師の中でも、例外的に人当たりがよく、
温和な性格であり、他人との交友を広く持つ。
が、その実態はやはり魔術師であり、とある欲求を叶える為、目的を円滑に達成するための彼なりの所作である。
